「どっちかを選ばなきゃいけないのに、決められない…」
「ふたりとも好き。でも、それって“浮気”なの?」
「誰かを選ぶ=誰かを傷つける、そんなのつらい…」
恋をしているときに、ふたりの人を同時に好きになる。
それは一見“矛盾してる”ように感じるかもしれません。
でも実は、この悩みはとても人間らしいもの。
誰かを好きになるたびに、その人の中の“違う魅力”に惹かれていくのは、心が豊かだからこそ。
今回は、「好きな人が2人いる」ことで悩むあなたへ。
感情に寄り添いながら、“選ぶための視点”と“自分を守るための心の整え方”を、占いと心理からお届けします。
「ふたりを同時に好き」って、おかしいこと?
まず好きな人が2人いる=悪いこと、ではありません。
人の心はとても自由で、グラデーションのように揺れ動くものです。
Aさんには「安心できる心地よさ」を、Bさんには「情熱や刺激」を感じる、そんなこと、誰にだって起こりえるんです。
だけど大切なのは、「この気持ちをどう扱うか」ですよね。
- 曖昧な関係を続けることが、結果的に誰かを傷つけてしまうこともある。
- 自分の“決められない不安”が、相手の信頼を遠ざけることもある。
心は自由でも、行動には誠実さが必要。
だからこそ、この迷いを“心の整理”につなげていきましょう。
「どちらかを失う怖さ」が、迷いを深くする
「2人とも大切だから、選べない」
その言葉の裏には、こんな感情が隠れていることもあります。
「ひとりを選んで、もう一人を失うのが怖い」
「選んだ先に“後悔”が待っているかもしれない」
けれど、その“怖さ”に縛られたままだと、
どちらにも本気になれず、結果的に誰の心も満たせないことがあります。
必要なのは、「失う怖さ」ではなく「自分の幸せ」に軸を戻すこと。

気持ちが揺れると、自分がズルい人間みたいに思えちゃうよね… でもさ、本当にズルい人は、“悩まない人”なんじゃないかな。 ちゃんと悩めてるあなたは、すごく誠実な人だよ。
「選べない恋」を整理する4つの視点
“自分が一番自然体でいられるのは誰?”
→恋の熱は時間と共に落ち着いていきます。ときめきよりも、「素の自分で笑えているか」に注目を。
“恋愛以外の人生にも関わってくれるのは?”
→恋だけじゃなく、仕事や家族、夢の話。“人生そのもの”を一緒に育てていける相手かどうかも大切。
“その人と一緒にいる自分が、好き?”
→相手に惹かれるだけでなく、その人といるときの“自分の在り方”にも目を向けてみて。
“相手は、あなたのことをどれくらい理解してる?”
→あなたの気持ちにどれだけ寄り添ってくれているか。“安心”の質は、未来の関係性を左右します。
星座別「二人に惹かれやすい星座」と“選ぶためのヒント”
星座 | 惹かれやすい理由 | 乗り越えるヒント |
---|---|---|
牡羊座 | 新しい刺激を求めがち | ときめきより“尊敬できる人”を選んで |
牡牛座 | 安心と本能的な魅力に揺れる | 直感と現実、両方で判断してみて |
双子座 | 心が分散しやすい | 「どちらと深く話せるか」に注目を |
蟹座 | 優しさに弱くなりがち | 「守られる感覚」の強さを感じて |
獅子座 | 自分を高めてくれる人に惹かれる | 相手の“本当の言葉”に耳を澄ませて |
乙女座 | 相手を支えたい気持ちが分散する | 「一緒に無理せず居られるか」を基準に |
天秤座 | 両方に気を遣ってしまう | 自分が“選びたい人”を思い出して |
蠍座 | 魅力に溺れるほど惹かれる | 恋の熱より“信頼の深さ”を見極めて |
射手座 | ワクワクを大事にしすぎる傾向 | ともに挑戦できる関係を選ぼう |
山羊座 | 情と責任感の板挟み | “未来を任せられる人”を信じてみて |
水瓶座 | 相手によって自分が変わってしまう | 自分らしさが保てる相手に注目を |
魚座 | 相手に合わせすぎてしまう | 「甘えられる自分」でいられるかどうか |
「どちらか」じゃなくてもいい、という選択肢
最後に、ちょっと意外なことをお伝えします。
それは「どちらかを選ばなくてもいい」という選択肢もある、ということ。
もちろん、“二股を続ける”という意味ではありません。
でも今、あなたの心が「どちらも決めきれない」ほど迷っているなら、 一度「どちらも選ばず、恋から距離を置いてみる」こともひとつの方法です。
恋愛に限らず、人生にはタイミングがあります。
焦って選ぶよりも、“今の自分に必要な時間”を大切にすることで、 本当に心から「この人だ」と思える瞬間が訪れることもあります。

わたしもね、どちらかを選ぶって、怖かった。 でも、選ばない時間を過ごしたことで、 “自分にとって恋愛って何だろう?”って、ちゃんと考えることができたんだ。
次回予告
「自分を好きな人」と「自分が好きな人」、どちらを選ぶ?
心の満たし方と、“本当の幸せ”の見つけ方を探っていきます。
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