「彼のことを嫌いになったわけじゃないのに…」
「気づいたら、他の人に心が揺れていた」
「この気持ちは間違い? それとも、本当の恋?」
パートナーがいるのに、他に好きな人ができてしまった。そんな自分を責めて、戸惑って、でも感情だけは止められなくて…
この記事では、その“どうしようもなく揺れる心”に寄り添いながら、罪悪感に押しつぶされないための考え方と、行動の指針をお届けします。
「他に好きな人ができる」ことは“裏切り”なのか?
まず最初にお伝えしたいのは、
感情が生まれること自体に“罪”はないということです。
恋心は、頭でコントロールできるものではありません。
だからこそ、「好きな人ができてしまった」という時点で、「私は最低だ」と自分を責めすぎないでください。
それよりも、問題はなのは“その感情をどう扱うか”。
感情は自由ですが、行動には責任が伴いますよね。

好きって気持ちは、ときどき、整理のつかないカタチで現れるよね。
でも、その気持ちをどう向き合って、どう整えるかは、わたしたちの手にあると思うんだ。
その気持ちは「現実逃避」か、「心のSOS」か?
他に好きな人ができたとき。それは「恋」ではなく「逃避」のこともあります。
- 現在の関係に不満やマンネリを感じている
- 寂しさや承認欲求が満たされていない
- “新しいときめき”に心を奪われただけ
一方で、それが
- 長く抑えてきた「本当の感情」
- 今の自分にとって「必要な変化」
という“心の声”である場合もありますね。
大切なのは、その恋心が「何を知らせてくれているのか」を見極めることです。
自分を責めすぎてしまうあなたへ
「わたし、ひどい人間だな…」「裏切り者だって思われそう」
そうやって、誰にも言えずにひとりで苦しんでいませんか?
でも大丈夫。あなたが心を揺らすのは、それだけ“感じる力”があるから。
無関心でいられない、他人の痛みにも敏感な、優しい人だからこそです。
感情は悪ではありませんし、あなたは“間違い”ではありませんよ。
まずは、そんなふうに悩んでいる自分のことを、どうか否定しないでいてください。
「罪悪感」があなたを縛りつけていないか?
既にパートナーがいるときに、別の人を好きになると、
多くの人が感じるのが“罪悪感”。
だけど、その罪悪感、誰のためのものですか?
- 「裏切るわけにはいかない」
- 「傷つけたくない」
- 「自分は誠実でありたい」
すべて“相手のため”のように見えて、
本当は“自分が悪者になりたくない”気持ちも、そこにあるかもしれません。
だからこそ、まずは「罪悪感を抱えたまま続ける関係が、誰にとっても幸せなのか」を考えてみてください。

誰かを大切にしたいって思えるあなたは、すごくやさしい人。
でも、無理に自分の心を閉じ込めちゃうと、
最後は、みんなが苦しくなっちゃうと思うな…
選ぶためのヒント「本当に大切にしたい関係はどっち?」
ここで問いかけたいのは、「好き」よりも「大切にしたい」と思える人は誰か?という視点です。
「その人と、今後も人生を一緒に歩みたいと思えるか?」
「どんな自分でいられるか?」
「一緒にいることで、心が満たされるか?」
その答えが、今後の関係性を選ぶ“軸”になります。
星座別「揺れたときの向き合い方」
星座 | 恋が揺れたときの傾向 | 向き合い方のヒント |
---|---|---|
牡羊座 | 衝動的な恋に惹かれやすい | 一晩おいてから気持ちを見直して |
牡牛座 | 慣れ親しんだ関係に執着しやすい | 心の変化を否定せずに受け止めて |
双子座 | 新鮮な刺激に弱い | 一時の感情かどうか、対話してみて |
蟹座 | 罪悪感で気持ちを隠しがち | 正直な気持ちを書き出して整理を |
獅子座 | 誰かに求められると気持ちが揺れる | 本当に愛したい人を見極めて |
乙女座 | 自分を責めすぎてしまう | “どう感じたか”を大切にして |
天秤座 | 調和を重んじて迷いやすい | “自分の気持ち”に正直に |
蠍座 | 秘密の恋に惹かれやすい | 信頼関係を壊さない判断を |
射手座 | 自由への憧れで揺れやすい | 長期的な視点で気持ちを確認して |
山羊座 | 義務と責任感で動こうとする | 感情を置き去りにしない選択を |
水瓶座 | 一見ドライだが深く悩む | 頭と心、両方で整理を |
魚座 | 恋に流されやすい | 今の関係に足りていないものを分析して |
「心の誠実さ」は、あなたを守ってくれる
大切なのは、誰にもウソをつかないことです。
そして特に大切なのは「自分の心にウソをつかないこと」。
今、心が揺れているなら、
それはきっと、あなたが“ちゃんと感じられる人”だから。
「どうするか」は、ゆっくりでいい。でも、「どう感じているか」には、正直になっていいんです。

気持ちって、コントロールできたらいいのにって思うけど…
でも、感じてしまったことには、ちゃんと意味があるんだよね。
わたしはそう信じてるよ。
連載まとめ
全4話にわたり、恋の迷いについて一緒に考えてきました。
どんな選択も、あなたの中にある「まっすぐな気持ち」から始めれば、
きっと後悔のない恋に育っていきます。
恋の主語は、いつだって“わたし”。
これからもあなたらしい恋が咲きますように。